職業訓練の試験対策。面接重視って本当？当日の服装は自由やで！

こんにちは、どーもとです。

先日、職業訓練の選考試験を受けたことを書きましたが…とうとう来ましたよ！結果が！！

(11月開始の訓練で、結果は10月の終わり頃に来ました)

今回と次回の記事で僕の合否がどうだったのかだけでなく、どのような試験だったのか、どのような対策が必要なのかも具体的にご紹介したいと思います。

公共職業訓練の合格発表

まったく有名人でもないおっさんの合否報告に需要があるのかどうかは甚だ疑問ですが、ブログはある程度自己満足で良いと思っていますので堂々と発表させていただきます！

じゃらじゃらじゃらじゃら…

…

…

どん！

合格しました(`Д´)ゞ

いやー、けっこう無理目かなと思ったんですけどね。なんとかなるものです。

僕みたいなまるでダメなおっさんでも合格できたので受験される(された)皆さん決してあきらめないでくださいね！

職業訓練くらいで大げさだなと思う人もいるかもしれませんが、合否によって今後の方向性が大きく変わってきます。つまり人生が全く違った方向に進むわけですから、僕は全然大げさなことではないと思っています。

例えば僕の場合ですが、今回Javaのプログラミングを身につけるための訓練に通うことになりました。ですので今後の就職活動は「プログラマ」を目指して行うことになります。

もしも訓練に不合格だったら僕は今まで経験してきた「教師」、「講師」、「学校職員」などを目指していました。

「プログラマ」と「教師」では全くジャンルが違います。

もちろん今後も「教師」などで良い求人があれば応募はしますけど、人生の中で一つの大きな分岐点になることは間違いないでしょう。

正直３０歳を過ぎたおっさんが今から新しいことをやってちゃんと正社員になれるのか不安もありますけどね。

娘のため妻のために頑張りたいと思いますよ！

「何かのため」があるのは幸せなことだなぁとつくづく思います。

筆記試験と面接のどっちが重要？

ネット上のいろんなサイトで調べたり、ハローワークと職業訓練校の職員方々に聞いたりしたところ皆さん口を揃えておっしゃることが「筆記試験よりも面接の方が重要」ということ。

大切なのでもう一度言いますね。

面接重視です！

これは間違いないです。

まれに筆記試験の方が大事と書いているブログさんを見かけますが、これは間違っている可能性が高いです。

と言うのもそもそも職業訓練って誰が行くと思いますか？

そう、無職の人なんですよ。もっと言うと、知識や経験が不足していて再就職が難しい無職の人。

そんな人達にスキルを身につけさせて仕事に就かせることが目的なんです。

その訓練学校の選考試験で筆記試験を重視したらどうなりますか？

当然高学歴な人や勉強が得意な人が絶対的に有利ですよね。それでは勉強もできない、スキルもない本当に訓練を必要としている人が訓練の選考試験に通れなくなってしまいます。

さらに言えば、そういう人ってそもそも訓練が必要でしょうか。そんな優秀な人は訓練に行かなくても就職決まる人が多いですよね。(もちろん高学歴でも就職活動に苦しんでいる人はいます)

職業訓練とは就労意欲があり実際に求人への応募等の積極的な就職活動をしているのに現状では就職が難しい、内定がもらえない、そんな人が通う所なのです。

(ちなみに正社員志望でなくても大丈夫です)

勘違いしてほしくないのは、決して筆記試験を軽視してもいいというわけではありません。

もちろん点数が低い人よりも高い人の方が有利にはなります。ただ面接が重視されますので、いくら筆記で満点を取っても面接で「この人は訓練に適正ではない」と判断されたら落ちるということです。

もう一度言いますが、筆記試験の対策も大切です。

筆記試験を実施する目的って何だと思いますか？

正解は「訓練についていけるレベルの一般常識的な知識を有しているかを判断すること」です。

実際に訓練が始まると授業では日本語が用いられます。基本的な日本語を理解できない人はついていけませんよね？

計算をしたりすることがある訓練では一定の数学的知識がなければ授業についていけなかったりします。それにどんな訓練でもだいたいPCの基本操作の授業はカリキュラムに入っています。例えばエクセルで表示される関数の計算式を教えてもらっても全く理解できない、なんていう状況では訓練に支障にきたします。

こういった最低限の知識を見る試験ですので、筆記試験の内容は基本的には国語・数学の中学卒業レベルくらいの問題に設定されています。

これは訓練校の担当者の方がおっしゃっていたのですが、

授業についていけないほどの国語力・数学力は入校されては困るから足きり点が存在するとの事です。面接の評価がどんなに良かったとしても、筆記試験で一定の点数を取れなかった場合その時点で不合格となります。

試験は訓練校で実施しますが合否判断は行政側がするので一定の点数が取れない方は助けようがないともおっしゃっていました。機械的に不合格判定にするようです。

ちなみに定員割れしていたとしても足きり点以上取れていない方は問答無用で不合格とのことです。

定員割れしているのに不合格とか悲しすぎますよね…

ですので程度筆記試験対策もしておいてください！

面接の服装と訪問時間について

まずは服装についてですが、これはラフすぎなければ何でもオッケーです。

ただ最近の傾向としてほとんどの人がスーツで受験されるようです。ハローワークの職員の方に面接の服装について相談してもスーツを勧められるでしょう。

僕が6年くらい前に職業訓練行った時は8割私服で2割スーツでしたが、今回は9割スーツで1割私服くらいの割合でした。

さきほど何でもオッケーと書きましたが、心配性な方はスーツで受験する方が無難です。が…

今回私が受けた会場で髪形も服装もパンキッシュな方がいましたが、その方は合格されていました。

要は見た目ではなく内容勝負ということですね。

これは僕は常識だと思っていたので驚いたのですが、アポイントの時間よりめちゃくちゃ早く来る人が普通にいるんですよね。一般的には5分～10分前くらいだと思うんですけどね。今回面接会場に僕は25分前に着いていたので早すぎると思い近くで時間を潰してから、それでもちょっと早めの13分前くらいに会場に入りました。

すると僕が最後なんですよ！他70名くらいすでに席に座って待ってらっしゃいます。僕は25分前から学校の見える位置で時間潰してたんですけど、その間建物に入って行く人はほとんどいませんでした。

ということはほとんどの人が30分以上前から来てたということなんですよね。正直驚きました。常識がないというかなんというか。そりゃあ会社辞めて無職なわけだ。(僕もですが笑)

試験だから気合が入りすぎているのかな？とも思いましたが、実際に訓練が始まってからは毎日訓練開始の約1時間前から教室で待機されていました。訓練が始まってさらに気合が入ってしまったようです。

学校の事務の方は、「早くても20分前から教室に入ってください。できれば10分前くらいでお願いします。」とアナウンスされていますので、完全に無視してらっしゃるんですよね。事務の人も苦笑いで困ってらっしゃいました。

面接だけでなく仕事でアポイントを取って相手会社を訪ねる場合、早く訪問しすぎると非常に迷惑です。私も仕事で経験がありますが、約束の時間にむけて受け入れる準備をしますし(まあだいたい３０分前なら会場自体の準備は終わってますが)、お客様が来られたら嫌でも相手をしたり、少なくとも気にしなければなりません。

セキュリティ上の問題もありますよね。もし災害や事件・事故などが起こった時にも問題となりますよね。

普通会社の方は他にも仕事が山ほどありますから、場合によってはその仕事ができなくなりますよね。めっちゃ早く来た人のために。

何事も自分のことではなく、まず相手のことを考えて行動したいものです。

さいごに

職業訓練の試験は人生を左右する重要な試験です。正しく対策をしましょう。

できれば1ヶ月前くらいから筆記試験の勉強を始め、平行して面接の準備を始めると良いと思います。筆記についてはとりあえず過去問をやってみてください。

数学から遠ざかってしまっている人にとっては思ったよりも難しいと焦ることになるかもしれません。試験直前に勉強を始めてしまって、対応できないという事態は避けましょう。

こちらの記事では、実際の筆記試験と面接の内容やその対策などを紹介しています。

では今回はここまで。

最後まで読んでくださり誠にありがとうございます！

この記事が職業訓練を受験される方のお役に立てるととても嬉しいです！！

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